【コラム】さよなら、ベンジャミン ―― コルトンプラザ開業時から見守ってくれてありがとう!

先ほど【注1】、ニッケコルトンプラザ内を歩いていたら、インフォメーション・カウンターの近くの掲出物に目が留まりました。

それは、このようなものでした(向かいにある店舗、「niko and...」の表示が写り込んでいます)。

出所:鈴木雄高(市川マーケティング研究所)が2026年8月23日にコルトンプラザ館内で撮影。

このように書かれています。

スカイコート館内樹木
(ベンジャミン)お引越しのお知らせ

1988年のオープン以来、長年親しまれてまいりました2本のベンジャミンは、
樹齢・成長に伴い鉢の中では狭くなったため、
新たな環境へ引っ越しすることとなりました。

今後は神奈川県にある植物の管理・養生を行う専門施設にて養生し、
「第2の木生」を過ごしてまいります。

長い間、多くのお客様に見守っていただき、感謝申し上げます。

出所:ニッケコルトンプラザ館内の掲出物(インフォメーション・カウンター手前、2026年8月23日現在)。

大きな衝撃を受けました。

長らく、スカイコートにあり続けた2本の木が、近い将来、コルトンプラザから姿を消してしまうのです。

私(市川マーケティング研究所の鈴木雄高)は、ニッケコルトンプラザが鬼高の地に誕生した1988年から、現在に至るまで、映画を見たり、食事をしたり、買物をしたり、歌手や芸人のステージを見たり【注2】、地域イベントを開催させてもらったり【注3】、厚かましくも、何度かは音楽のパフォーマンスをさせていただいたこともあるなど、大変お世話になってきました。

正直なところ、この掲出物を見るまでは、スカイコートの2本の大きな樹木が「ベンジャミン」という品種であることさえ知りませんでした。また、お店や映画館、来訪する歌手や芸人に対する想い出や、主催したイベントや出演したステージに対する思い入れに匹敵するような気持ちの「重さ」を、2本のベンジャミンに向けたことはありません。枝や葉をじっくり眺めたことさえ、ほとんどないと思います。「鎮守の森」の木々や花々を眺めたことは何度もあるというのに。

それでも、これを書いている今、ベンジャミンの葉がガラスの天井から差し込む陽光を浴びている様子を鮮明に思い浮かべることができます。

出所:鈴木雄高(市川マーケティング研究所)が2026年8月23日にコルトンプラザ館内で撮影。

コルトンプラザでは、これまでにも様々なお店が開店しては、閉店してきました。開業時から存在し続けている店舗は、おそらく1店舗もないのではないでしょうか。そういう意味では、2本のベンジャミンは、コルトン最古参と言えるかもしれませんね。お店や施設ではないですが、ずっと私たちのことを見守ってくれました。口数は少ない、というか、無口なベンジャミンさんたちですが、こちらが映画やお店や芸能人に夢中になっている時でも、いつでもそこに居続けて(立ち続けて)くれていたことに感謝の意を表したいです。

これから、神奈川県で「第2の人生」ならぬ「第2の木生」を過ごすそうです。手狭になった鉢から解放されて、伸び伸びと根を張り、枝を伸ばしてほしいですね。

いなくなってしまうのは本当に寂しいですが、いてくれるうちは、コルトンプラザを訪れた折に、「緑あふれるコルトンプラザ」の象徴的な存在だったベンジャミンさん(お気づきかもしれませんが、途中から敬称「さん」を付けています)を、感謝とリスペクトを込めて、しっかりと目に焼き付けたいと思います。


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〈余談〉

偶然ですが、数日前に「街路樹」に関する記事を公開したばかりでした。

その時は、まさかコルトンプラザの館内樹のことを記事にすることになろうとは思いもしませんでした。

それにしても、あれだけ巨大に育ったベンジャミンさんを、どうやって外に出すのか、どうやって神奈川県に引っ越すのか、気になりますね。外に出す、あるいは、トラックに積むために、枝をかなり切るなどということがなければよいのですが・・・。


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〈注〉

1.2026年8月23日(日)の午前10時頃。

2.1992年か1993年にダチョウ倶楽部のショーをスペイン階段で見たのが、コルトンで「芸能人」を見た最初でした(階段下でパフォーマンスする様子を階段から見下ろすのではなく、階段の踊り場をステージに見立てて、客は階段下から見上げていました)。その他、テツandトモ、暴動a.k.a.宮藤官九郎氏と港カヲルa.k.a.皆川猿時氏などのパフォーマンスを見たことをよく覚えています。他に、トークショーをした山田まりや氏、ものまねを披露したキンタロー。氏、バーガーキング前で芸を披露していたスギちゃん氏、あまりの集客力で本人の姿は全く見えず、その美声だけが聴こえた森山直太朗氏(初期は森山姓を名乗らない直太朗名義で活動)も記憶に残っています。

3.市川ごたまぜミュージカルパレード(2025年と2026年に行われた、第1回と第2回。ごたまぜアート展を含む)や、いちかわミュージック・パーク(私が関わったのは、2024年と2025年の第7回、第8回)に、主催者の一員として参画しました。コルトンプラザは地域イベントの開催に、とても協力的な商業施設であり、名実ともに「地域密着型ショッピングモール」です。


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〈関連記事〉

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