【コラム】Posts starting with "本日の日経MJより。"

市川マーケティング研究所の公式Xアカウント※1では、日々、マーケティングに関する情報を発信しています。

年末の本日も上のような投稿をしています。

上の投稿は、「本日の日経MJより」で始まっていますが、最近、この書き出しから始まる投稿が恒例となりつつあります。市川マーケティング研究所の代表を務める私、鈴木雄高が「日経MJ」を紙で購読し始めたのは2008年のことで、それ以来、日々(といっても「日経MJ」は月・水・金の週3回の発行ですが)のルーティンとして定着しているMJ紙面からのインプットを、改めて皆さまへ共有したいと考え、このシリーズを始めました。

もっとも、Xの投稿1回分(が最大140字で、「本日の日経MJより。」で10字を使うので、最大130字以内)で書けることに限っているので、気になる記事4本前後の表題を紹介することに留まっていますが。

これまでに10回ほど、このシリーズ投稿をしています。こんな感じです。

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いずれも市川マーケティング研究所の公式Xアカウントの投稿からの引用です。

▼2025年11月24日

今日の日経MJ、7面より。

中高年転職者、4~9月最高/即戦力に需要、50代前半人気

都の公立教員志望、3年連続増/前倒し選考やキャリア採用効果

▼2025年12月10日

本日の日経MJより。

2025年ヒット商品番付(抜粋)

横綱 大阪・関西万博、国宝
大関 ドジャース連覇、Swich2
関脇 日経平均5万円、米フレーション
小結 劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来、LABUBU
前頭一枚目 インバウンド4000万人、残暑商戦
その他 小学館「GOAT」

▼2025年12月12日

今日の日経MJより。

セブン、うなぎも店内焼き上げ/ドーナツ・ラーメンの次模索

涙出ないタマネギ生産5倍/ハウスが29年までに、1玉100円

調剤薬局の総合メディカル/「走るローソン」で病院巡回/売店空白地に医療・衛生品も

ミセス、トップ10に7曲/Spotify年間再生数ランキング

▼2025年12月14日

本日の日経MJより。

トライアルGO 客はどう見た

〈作りたての値ごろや弁当や総菜を強みとするが、消費者の反応はいかに。買い物客30人を取材すると、近隣のスーパーやコンビニから顧客を奪う『トライアルエフェクト』の影響や課題が見えてきた〉(引用)

▼2025年12月14日(その2)

本日の日経MJより。

パーマンコーポレーション(大阪市。トラックと物流用品の通信販売)が創業60周年記念事業として、テーマソングを制作。採用ページ https://pa-man-recruit.com で聴くことができます。採用面接で話題になることもあり、他社との差別化になっている、と記事に書かれています。

▼2025年12月17日

本日の日経MJより。

コープさっぽろ/北海道・留萌の給食センター買収

ヨーグルト、豆腐感覚でおかずに/明治の新商品、販売数計画比1割増

BASE、海外への商品販売支援

500グラムの超軽量セットアップ/青山商事、猛暑に備え

京都のジン、伏見名水で世界魅了

▼2025年12月19日

本日の日経MJより。

ゲームの力でリハビリ効果UP/セガXD、順天堂とツール開発/医師交え子どものメンタルケアも

ロピアのOIC、採用に経営候補枠

まねきねこ、カラオケだけじゃない/ゲーム・ダーツ、VTuberとコラボも

訪日客、家電よりユニクロなど衣類

スイッチ2、Xマスも入手困難

▼2025年12月22日

本日の日経MJより。

ツルハ「食品、売上高の3割に上げ」/ウエルシア「ブランド整理、中長期的に」

卸・あらたは売り場デザイナー/「商材のかけ算」で提案力、今期売上高1兆円/「穴埋め役」から流通の中核へ

飛び込み営業、練習はAIで/ピープルX、成否まで判断

▼2025年12月24日

本日の日経MJより。

ローソン店内、ロボで熱々パスタ/指示に沿って愚材投入、調理5分

企業の9割「部下の能力足らない」/管理職500人調査

PayPay賽銭、寺社50ヵ所

ファストリ、来春から初任給37万円に上げ

見える案内みんなに優しい/手話・音声を文字化、駅で自治体窓口で

▼2025年12月26日

本日の日経MJより。

スーパー150店、改装や建て替え/中四国地盤の富士、人口減でも利益/過疎地、小型店へ転換も/移動販売800ルート

「98円パン」売れ行き膨らむ/バロー、製造小売りの強み生かす/ベーカリー売上高、7年で2.6倍に

「チェキ」用フィルム増産/富士フィルム、50億円投資

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いかがですか?

「日経MJ」の紙面の特徴として、企業の経営上の大きな意思決定や公式発表※2よりも、むしろ、実験的な取り組みや、トレンドの萌芽(ほうが。類似表現に、兆候、前兆、兆しなど)、あるいは現代社会を象徴するような商品や施策に関する記事が目立っているということがあります。市川マーケティング研究所の公式Xアカウントが同紙の記事からピックアップするものも、そうしたものがメインになっています。

Xをフォローしていただくと、2~3日に1回、このような投稿が目に触れることになります。

Xも、当ウェブサイトの記事(コラム)も、ともに読んでいただければ幸いです。

なお、来年、ポッドキャスト番組をスタートする可能性もあります。昨日考案した番組名は

「悩めるマーケターの日常――消費と自由をめぐるサムシング」

です。番組が開始したらおしらせしますね。

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間もなく、2025年も終わます。

今年1年、大変お世話になり、ありがとうございました。既に年末年始のご挨拶はしましたが、

【年末年始のご案内】2025年が去り、2026年がやって来ます。

間もなく西暦2025年が終わろうとしています。 行く年くる年という言葉がある通り、あるいは、去る者あれば来る者ありと言うように、2025年が終わった直後、2026年が始まり…

改めてご挨拶いたします。

市川マーケティング研究所は昨年の9月に始動しました。事業開始当初は、雲海からゆっくりを首を出し、ゆったりと大空を泳ぐ龍のように、静かな立ち上がりでしたが、年が明け、2015年になると、俊敏に地を這って進む蛇の如く、様々なジャンルの仕事に、次から次へと取り組みました。

4か月前、まだ暑かった8月の下旬に、こんな記事を公開しました。

研究所が始動して、まもなく1年が巡ります。

冒頭の写真は、当研究所の活動拠点である千葉県の市川市にある市川市民プールで撮影したものです。 少年時代から幾度となく通った、この市民プールに、今でも夏が来ると足…

この記事には、以下のように書いています。

研究所が始動して、間もなく1年になろうという現在までに取り組んだ案件について、業界と業務内容を列挙しておきましょう。

業界――

  • マーケティング支援事業
  • スポーツ施設提供事業
  • 商業施設
  • 不動産情報サービス事業
  • 観光
  • 交通
  • 化粧品
  • ライフスタイル製品
  • 小売業(スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア等)

業務内容――

  • アンケートの調査票作成
  • 来場者アンケート調査データの集計・分析・報告書作成
  • エンドクライアントに対する報告代行
  • マーケティング戦略立案プロセスの構築
  • コラムの執筆(連載)
出所:市川マーケティング研究所公式サイト「研究所が始動して、まもなく1年が巡ります。」(公開日:2025年8月21日、更新日:2025年9月1日、閲覧日:2025年12月26日)

その後、つまり、9~12月にかけて、ここに書かれているものに加えて、更に新たなジャンルの仕事に取り組むことになりました。

来年は、逞しく、しなやかに野を駆ける馬のように、疾駆しつつも、焦ることなく、時には小高い丘の上で静止し、周囲をゆっくりと見渡す余裕を持ちたいものです※3

それでは、また来年、お会いしましょう。市川マーケティング研究所の代表、鈴木雄高でした。よいお年をお迎えください。

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〈注釈〉

※1:「市川マーケティング研究所の公式Xアカウント」と書きながら、「あれ?『市川マーケティング研究所のX公式アカウント』が正しいだろうか?」と悩んでしまいました。そこで(以前なら「ググってみました」となっていたでしょうが、生成AIが普及した現代ならではですね)、Geminiに尋ねてみました。

  1. 市川マーケティング研究所のXアカウント
  2. 市川マーケティング研究所の公式Xアカウント
  3. 市川マーケティング研究所のX公式アカウント
  4. Xの市川マーケティング研究所アカウント
  5. Xの市川マーケティング研究所公式アカウント

1~5の、どれが適当でしょうか、と。

Geminiの回答は以下の通りでした。

Geminiによる回答(2025年12月26日)

つまり、

公式(な) + アカウント

・何の公式(な)? → 市川マーケティング研究所の公式(な)

・何のアカウント? → Xのアカウント

市川マーケティング研究所の公式な + Xのアカウント

つまり、

市川マーケティング研究所の公式Xアカウント

というわけですね。細かいことかもしれませんが、複数の語から成る合成語(複合語)を分解してみると、納得でき、安心して合成語を使用できます。

※2:市川マーケティング研究所の公式Xアカウントでは、主に流通企業のM&Aなど経営上の大きな意思決定なども取り上げ、投稿しています。この種の話題を、「本日の日経MJより。」では取り上げていないという意味です。

※3:代表の鈴木が辰年だから、という理由ではないのですが、辰年だった2024年に始動した市川マーケティング研究所は、今年、巳年を1年間過ごし、まもなく、午年を迎えようとしています。干支の動物(辰/龍、巳/蛇、午/馬)を強引に織り込んだ文章を綴りました。