【おしらせ】論文「アパレル小売業におけるOMO戦略の分析」が掲載されました|『流通情報』2026年1月(No.578)

市川マーケティング研究所の鈴木雄高は、コラムなどの文章を書くことが少なくないのですが、流通とマーケティングの専門誌『流通情報』2026年1月号に、寄稿論文が掲載されたので、お知らせします。
既に「寄稿・出演・コメント・出版など」のページには掲載しています。
冒頭の画像は、『流通情報』の実際の誌面からの引用です。ここに書かれている、論文のアブストラクト(概要)とキーワードを以下に掲載します。
アパレル小売業におけるOMO戦略の分析:ユナイテッドアローズ、パルグループ、アンドエスティHDの事例研究
OMO Strategies in Apparel Retail: Case Studies of "United Arrows", "Pal Group", and "and ST HD"アブストラクト:
本稿は、アパレル小売業におけるOMO(Online Merges with Offline)戦略の実践を、ユナイテッドアローズ、パルグループ、アンドエスティHDの3社事例を通じて分析する。各社は、強みである実店舗スタッフの接客力や個性をデジタルチャネルに拡張し、EC売上や顧客生涯価値(LTV)の向上を図っている。ユナイテッドアローズはOMOにおける顧客行動のデータ化によるLTV向上、パルグループはスタッフのSNS活用による共感形成、アンドエスティHDはプラットフォーム化による多角的収益創出に特徴がある。本稿は、店舗スタッフの接客力や専門的な知識をデジタルで広範囲に届ける戦略が、顧客エンゲージメント向上と持続的成長につながることを示している。キーワード:OMO(Online Merges with Offline)、EC、アパレル小売、顧客生涯価値(LTV)、デジタルマーケティング
出所:鈴木雄高「アパレル小売業におけるOMO戦略の分析:ユナイテッドアローズ、パルグループ、アンドエスティHDの事例研究」『流通情報』2026年1月(No.578)
この論文は、いわゆる事例研究です。3つの企業の取り組みに注目し、分析し、共通点を見出しています。
今、店舗小売業では人手不足解消ために、レジをセルフ型にする企業も増えていますが、ユナイテッドアローズ、パルグループ、アンドエスティでは、店舗従業員のひとりひとりが、強みであり、顧客に支持されていることを重要視し、店舗以外の、SNS(ソーシャルメディア)の運用やアプリ等を通じた情報発信においても、従業員の個性を活かすことに軸足を置いています。
この論文ではOMOの話を展開しているのですが、店舗ビジネスにおいて「人」こそが大事である、ということが、もう1つのテーマになっています。
是非、読んでいただきたいです。
なお、『流通情報』は、一般の書店では販売されていないのですが、図書館や大学などで読むことができると思います。いずれは、jstageでも、読めるようになるかもしれません(2026年3月現在はjstgaeには非掲載です)。
