【おしらせ】ライフネットスーパーの過去・現在・未来に関するコラムが公開されました

市川マーケティング研究所の鈴木は、forUSERS株式会社様が運営するブログ・メディアで記事を執筆しています。

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昨日(2025年11月10日)公開された記事では、日本のスーパーマーケット業界をリードする存在であるライフコーポレーションが手掛けるネットスーパーについて、過去と現在、そして未来のことを綴っています。

  • 過去と現在・・・ライフネットスーパーのこれまでの歩み)
  • 未来・・・2027年秋にスタートが予定されているセンター出荷型ネットスーパーに対する期待と想定される課題

ライフネットスーパーの成長の軌跡と将来展望(2025.11.10)

ライフネットスーパーの成長の軌跡と将来展望 | ecAction(イーシーアクション)

日本のスーパーマーケットを代表する企業であるライフコーポレーションが手掛けるライフネットスーパーは、アマゾンとの協業やアプリ導入、配送会社設立などにより成長を…

ライフコーポレーションの全社売上は増加基調にあり、2024年度(2025年2月期)の売上高は初めて8,000億円を超えました。そのような中で、ネットスーパー事業の売上高は全社売上を凌駕する伸び率で、下図のような上昇カーブを描いています。

ライフコーポレーション ネットスーパー事業の売上高

出所:株式会社ライフコーポレーション決算資料より作成。

全社売上に占める、ネットスーパー事業の売上高の割合は、2024年度に3%に達しました。

ライフコーポレーションのネットスーパー事業の売上高割合

出所:株式会社ライフコーポレーション決算資料より作成(数値は市川マーケティング研究所が算出)。

もっとも、売上高に占めるネットスーパーの割合は、「まだ3%にすぎない」とも言えます。また、冒頭の数表にあるように、既に店舗の40%以上がネットスーパー対応になっています。

同社が営む店舗出荷型のネットスーパーにおいて、1店舗からの配送で得られる売上高には限界があるため、遠くない未来に、ネットスーパーの成長が鈍化する可能性がありますが、先月、新たな展開が発表されました。

それは、センター出荷型ネットスーパーを始めるというものです。

イトーヨーカ堂のネットスーパーで使用していたセンターを継承することで、ゼロからセンターを立ち上げるよりも安価かつ迅速にセンター出荷型ネットスーパーを始めることができるというのは、同社にとって大きな利と言えるでしょう。もっとも、克服すべき課題もあります。

詳しくは、記事を読んでご確認ください。

また、店舗出荷型とセンター出荷型のネットスーパーの「二刀流」に先行して取り組んでいるイオンについて解説した記事を併せてお読みいただくと、ライフとイオンという有力チェーンのネットスーパー事業の全体像を掴むことができるでしょう。

Green Beansとイオンネットスーパーの比較で知るイオンのねらい(2025.03.10)
https://ecact.jp/aeon-netsuper/